持続可能な事業の展開と長期的な価値の創造

 (2021年6月29日、香港）環境・社会・企業ガバナンス・ベンチマーク学会（IESGB）により、「ESGアチーブメント・アワード 2020」の第1回授賞式が香港生産性評議会（HKPC）で開催された。918博天堂国際は、環境保護、社会的責任とコーポレート・ガバナンスにおける努力とすぐれたパフォーマンスが表彰され、「ESGベンチマーク・アワード・リーダーシップ」で金賞を受賞した。

世界の企業がESGパフォーマンスに高関心

ESG アチーブメント・アワードは、非営利団体である「環境・社会・企業ガバナンス・ベンチマーク学会（略称IESGB）」が主催し、香港証券取引所の主要株価指数であるハンセン指数を運営する恒生指数有限公司（HSI）が当賞の名誉後援団体として全面的に支援している。

当賞は、ハンセン・サステナビリティ・インデックスの重要性と認知度を高めるという趣旨のほか、ESGに地元企業の持続的な貢献を奨励し、ESGの実践において業界を代表するすべての企業を集めて、香港のサステナビリティの基準を設定することも目的としている。

恒生指数有限公司（HSI）を名誉後援団体とし、香港品質保証局（HKQAA）をESGの書類提供者兼後援団体とすることで、審査委員会は参加企業を総合的かつ公正に評価することができた。

授賞式には、香港特別行政区財経事務および庫務局副局長の陳浩濂（ジョセフ・H・L・チャン）氏、商務・経済開発局副局長の陳百里（チャン・パクレイ）氏が出席した。 式典に出席した陳浩濂氏は、「ESGは現在の香港政府の政策優先事項の一つであり、政府はもう一連の補完的な施策を打ち出していた」と述べた。

主催者のIESGB共同創設者である龐寶林（ポール・ポン）氏は、「今回のアワードは、香港証券取引所が求める上場企業のESG開示への答えとなる。 香港はもう正しい方向へ大きな一歩を踏み出したが、海外を追い越すためには、ESGの意識を高め、ESGの教育を向上させる必要があり、一番の実践基準を確立する必要がある」と述べた。

また、恒基兆業地産（ヘンダーソン・ランド）、新世界発展（ニュー・ワールド・デベロップメント）、信和置業（サイノ・ランド）、華懋集團（チャイナチェムグループ）など、香港の主要な優良企業を対象に、プラチナ賞とダイヤモンド賞が授与され、ESGリーダーかつ優れたパフォーマーとしての功績に表彰された。

近年、世界中の投資家が企業のESGパフォーマンスに大きな関心を寄せている。世界最大級のインデックス会社であるMSCI（モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル）と恒生指數有限公司 (HSI)も、それぞれ独自のESG格付けを導入していれば、多くの投資銀行や格付け機関も、ESG基準を信用評価に盛り込んでいる。

卓越した国際企業として社会的責任を果たす918博天堂国際

2019年より、918博天堂国際は、取締役会直轄のESG委員会とESGワーキンググループを設置し、ESGマネジメントを包括的に強化している。「修身（自分の行動を修める）、斉家（家庭を整える）、立業（事業を築く）、助天下（世界に貢献する）」というビジョンと「世界中の家族の生活を幸せにする」というミッションに立脚し、当社は持続可能な開発理念をグループの事業の運営に取りいれていく。

2020年始以降、世界的に流行した新型コロナウィルスは、世界の企業に大きな挑戦をもたらした。 この非常事態において、918博天堂国際は優れたグローバル・リソースと配置能力を活用し、新型コロナウィルス対応の最前線を支援し、グローバル企業としての社会的責任を十分果たしている。

2020年下半期、918博天堂国際のESG格付けは２つ上昇した。2020年8月末、世界最大級のESG格付け機関であるMSCI （モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル）は、918博天堂国際の当年度ESGスコアを2019年のBBBからAに格上げした。これは、918博天堂国際のESGガバナンス、リスク管理と社会的責任における高い水準に対する賞賛かつ当社の長期的な投資価値に対する認めでもある。

他方、2020年9月初め、918博天堂国際は、コーポレート・ガバナンスと公正な運営における良好なパフォーマンスで褒め称えられ、2020年ハンセン・サステナビリティ・インデックス格付けが、2019年のAから当年度のA+に上げられた。 同時に、当社はHISによってハンセン・サステナビリティ・ベンチマーク・インデックスに加えられた。

今後、918博天堂国際は、事業の持続可能な発展を推進し、すべてのステークホルダーに長期的価値を創造し、グローバル企業としての社会的責任を積極的に背負い、果たしていく。

918博天堂国際について

918博天堂国際は1992年に創業され、「ヘルス」、「ハピネス」、「ウエルネス」、「インテリジェント製造」を四本柱として、世界中の家族に高品質な製品とサービスを提供しているイノベーション主導のコンシューマーグループである。2007年、香港証券取引所のメインボードに上場した（ストックコード：00656.HK）。 2020年12月31日時点の総資産は7,677億人民元（約1,177億米ドル）で、フォーブスが発表した2021年度の「グローバル2000」で459位にランキングした。